映画「ロボコン」

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ものづくり夢フェスタ2004にて、ロボコンという映画が上映されました。

私は高専時代はロボコン(ロボットコンテスト)ではなくプロコン(プログラミングコンテスト)というものに参加しました。ロボコンは参加したことがありません。なので、ロボコンの描かれかたの善し悪しについてはわかりませんが、雰囲気は良く出ていたと思います。
対戦シーンのロボットのハプニングについては、台本の筋書きが実現できるまで撮り続けたのか、偶然のできごとも映画に取り入れたのかわかりませんが、なかなか大変だったろうなと思います。
映画で描かれていた高専はリアルで、空気感、まったりさがよく表れていました。

NHKのロボットコンテストを見て楽しめる人であれば、この映画も楽しめると思いますよ。
俳優たちとエキストラ(おそらく高専の学生とか先生とか)との差がはっきりしていて、そういう面でも楽しめました。

ちなみに映画の中で「目的のない学生がごくたまにいる」と言っていましたが、実はそれ(学生が目的を持っているということ)は高専に対するよくある誤解です。先生たちですら、そういう建前(全ての学生は目的を持っていて、かつ優秀)にしてきました。
実際は、目的のない学生ばっかりです。中学卒業したばかりなんだからあたりまえです。高専にいることに疑問を感じて、あるいは苦痛でやめていく学生も多くいます。
私だって、コンピュータが好きで入学しましたが、将来のことなんて考えられませんでした。考えて就職したつもりでも、結局やめてしまいましたし。
たぶん今でも、きちんと卒業して、大学に編入するか就職する以外は「落伍者」であるという状況は変わらないと思われます。私は卒業はしましたが、せっかくの高専枠で入った会社をやめたので、「落伍者」ということになります。
人間はそんな簡単なものではありません。もっと、人間の多様さを認識する必要があります。

ところで、とある先生と久し振りにお話したのですが、高専も独立行政法人になって仕事がえらい増えたとおっしゃっていました。学校は国立でも、先生は公務員ではなくなったそうです。公務員だと思って安心していたのに困ったよ、とあいかわらず正直になんでも言ってくれる先生でした。
大変でしょうけれど、上で書いたことも含めて、良い方向に向かってくれたらと思います。

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    このページは、ORIが2004年8月 1日 19:29に書いたブログ記事です。

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